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2018.07.14

賢い人は楽器が上手くなるのも速い??

僕もたまに気になるのが、「賢さと楽器の上達スピードに相関関係があるのかどうか」です。

僕がいろんな生徒さんを見てきた傾向としては「ある」というのが僕の見解です。

まぁ普通に考えても賢いほうが考えて練習できるので当然上手くなるとは思いますが、でも楽器は頭で弾くものではなく身体で弾くものです。身体が資本のスポーツ選手が賢いかと言うとそうでないケースも多々あります。
小さな頃スポーツ漬けでロクに勉強もしてこなかったので漢字もあまり書けないという人も結構な割合でいます。

ただここで問題になるのが「賢い」の定義です。漢字がかけなくても賢い人はたくさんいます。

「賢い」=「勉強ができる」=「高学歴」という図式ではありません。

賢くても興味のないものには手を付けない人もいます。また学歴と賢さも傾向はあれど比例しないと考えています。

僕が講師をはじめて今までにおそらく数百人もの人にギターを教えてきていると思いますが、講師でやっていけるくらい上手い、もしくは本気で取り組んだら上手くなるだろうと感じる人はなかなかいません。しかもその中の半数以上の生徒さんはすでに仕事を持っていて本気でギターに取り組める環境がない人だったので実際に講師レベルで上手くなるのは大変難しいことです。

上手くなる生徒さんには2タイプいます。努力家タイプとギターバカタイプです。

正直「ギターバカタイプ」の人の方が圧倒的なスピードで上手くなります。「努力家タイプ」の人は悩みながらコツコツやっていくのでこっちのタイプの人の方が講師には向いています。

講師は「元々出来る人」よりも「出来なかったけど出来るようになった人」の方が向いています。
「元々出来る人」は人の苦労がわからないケースが多いので打開策もわかっていないケースが多いです。

ちょっと道がそれてきましたね(笑)。今回のテーマは「賢い人は楽器が上手くなるのも速い??」です。
賢い生徒さんは僕が出した課題の意味を理解しています。この課題の意味を理解できるかどうかは練習の効率を飛躍的に高めるので相当重要です。また僕が理解していることを理解するのも速い傾向にあります。

感覚的なことを言葉でいうとどうしても抽象的になるのですが、賢い人だとかなり短時間かつ少ない情報量で伝わっているように感じます。

僕なりにまとめますが「賢い人がギターが上手くなる」と誤解しないでください。
「賢さとギターの上達スピードは相関性がある」程度に考えてもらえればいいと思います。

頭を使って練習を考えて身体を使って理解するのはどちらも一緒だと思います。

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